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M&Aベストパートナーズへの転職は難しい?求めている人物像とは

M&Aベストパートナーズは、2018年に設立されたM&A仲介会社で、製造業や不動産業に特化したM&Aコンサルタントで大きく業績を伸ばしています。また、質の高いアドバイザーを多く抱えていることでも知られ、優秀な営業成績を収めるものには破格のインセンティブが用意されています。

本記事では優秀なアドバイザーと共に業績を大きく伸ばすM&Aベストパートナーズの事業内容や魅力を見ながら、M&Aベストパートナーズが求めている人物像について解説していきます。

目次

M&Aベストパートナーズとは?

M&Aベストパートナーズは2018年に創業したM&A仲介を主たる業務とする仲介会社です。M&A仲介業の中では、質の高いアドバイザーを多く雇用していることでも知られており、それぞれの社員が「高いモチベーションで仕事できる環境や案件を作り出す」をモットーに事業展開をしています。

1人のアドバイザーが1年で上げる売上高は1億円を超えるとも言われており、創業から4年経った現在も毎年200%以上の伸び幅で成長しています。M&Aベストパートナーズの特徴は、人にこだわった組織作りはもちろん、「業界特化」と「成長案件」の2つに力を入れています。

特化業界

同社のM&Aの誓約実績を見ると、製造業・建設業・ヘルスケアの特化業界での売り上げが90%以上を占めています。同社のアドバイザーはそれぞれの業界に特化した専門性の高い社員が多いため、業界の傾向に合わせたサポートが可能です。

M&Aを検討する経営者にとっては、業界に特化したアドバイザーのサポートを受けられることから、自分が育ててきた大切な企業のM&Aを安心して任せることができます。

成長案件

M&A仲介業では、中小企業の後継者不足による事業承継を目的とした案件が多いと言われています。しかし、同社では事業承継に比べて成長型の案件の数が非常に多く、担当したM&Aの内81%の経営者が引き続き代表として企業を経営しています。

また、経営者の高齢化による事業承継が多い中で、60歳未満の若い経営者からの相談も多く、既存の会社を伸ばすためのM&Aサポートに重きを置いていることがわかります。

M&Aベストパートナーズの年収

M&Aベストパートナーズは非上場企業であるため、平均年収などの正確な情報は公開されていません。本章では求人情報を元にした年収モデルを見ていきます。

年収モデル

同社の求人情報の年収モデルを見ると、未経験者でも360万円のベース給とインセンティブが用意されています。また、業界経験者が転職した場合はベース給が応相談となっており、前職での実績を考慮した金額が提示されるようです。

同社のインセンティブは業界最高水準と言われており、誓約手数料の最大40%を報酬として受け取ることができます。1件のM&Aでのインセンティブが300〜500万円と仮定すると、年間3件の誓約で最低でも1000万円前後の年収が期待できそうです。年収の高さが特徴のM&A仲介業の中でも、インセンティブ次第で破格の高年収が期待できる企業と言えるでしょう。

M&Aベストパートナーズに入社するメリット

M&A仲介業は業界全体の業績の拡大と、高年収から転職先として人気を集めています。特に近年は東証一部に上場する大企業だけでなく、ベンチャーとして少数精鋭で業績を伸ばす仲介業も増えてきていることから、転職先の選択肢も増えてきています。本章ではM&Aベストパートナーズを転職先として検討するメリットを紹介します。

アドバイザーに集中できる

M&Aアドバイザーの多くは、ダイレクトメールやテレアポを通して、企業にM&Aを検討してもらうことから業務が始まります。同社では、個人成果主義を採用しているM&A仲介業の中では珍しいジョブ型組織を実現しており、それぞれの業務に対して専属の担当者がつくことで、アドバイザーが仲介業務に集中できる環境が整っています。

担当案件の多さ

同社のアドバイザーが担当する案件の数は、業界でトップクラスの案件数を誇ります。アドバイザーが担当する案件の数が多いということは、誓約によってインセンティブが獲得できるチャンスが高まるだけでなく、たくさんの案件を担当していく中で、より実践的な実務経験が積めます。

これにより、それぞれのアドバイザーが様々な事例やノウハウを積み上げていき、担当する経営者に対してより的確なサポートを行えるのです。

社内調整の排除

同社では、社内での案件の奪い合いが起こらない営業ルールを徹底しています。社内の忖度によって自分が獲得した営業担当が交代になることや、案件獲得に関して事前に社内に確認を取るといった社内調整を徹底的に排除しています。これによりそれぞれのアドバイザーが自分の担当する企業と真摯に向き合ってM&Aを勧められる環境が揃っています。

M&Aベストパートナーズの採用職種

M&Aベストパートナーズではアドバイザーだけではなく、様々な職種を中途採用として募集しています。ここではそれぞれの職種の業務内容を見ながら、応募する際に必要な資格や実績を紹介していきます。

アドバイザー

M&Aを中心とした企業の経理戦略を総合的にサポートする業務です。買収先となる企業の調査はもちろん、企業価値の分析、交渉までのすべての業務を一貫して引き受けることになります。応募資格はアドバイザーの経験者だけでなく、他業界からの転職も受けて入れていますが、どちらとも前職での高い営業実績が必須です。また財務・会計の知識が求められることが多いことから簿記や会計に関する資格があると採用が有利になります。

CMO候補

マーケティングの責任者として、M&Aコンサルティング・マーケティングの戦略立案や実行などを行います。応募資格は前職でのマーケティング対する実務経験が必須で、ベンチャー企業でのマーケティング部署の立ち上げ経験がある方などが優遇されます。

士業

M&Aの財務・会計における総合的な経営コンサルティングを行う業務です。M&Aに伴う書類や資料の作成はもちろん、スキームの検討や企業価値の評価まで、その業務は多岐に渡ります。応募資格は会計士・税理士・弁護士などの国家資格を有しており、前職でM&Aに関する実務経験がある方になります。

アシスタント

営業事務としてアドバイザーの支援や社内業務を行います。主な業務は顧客システムの管理やデータの分析といったバックオフィス業務の全般を担当します。応募資格は事務職や社内SEの経験があると好ましいとされており、簿記や情報処理関係の資格があると有利になるようです。

投資事業スタッフ

投資担当者としてM&Aや事業再編に関する投資を行います。主な業務は案件の発掘や企業の分析などで、投資の実行や、投資先の経営支援なども担当することになります。投資会社や事業会社での投資部門での経験が豊富な方が求められ、社内の中でも優れた金融知識が必要です。

新卒採用

同社の採用活動では現在新卒の採用を行なっていません。M&A仲介業という業界自体が非常に専門性の高い案件を扱うことが多く、一人で多くの業務を賄うアドバイザー職は社会人経験の少ない新卒社員には難しいからです。基本的には他業界で社会経験を積み、優秀な成績を残した人たちが中途採用として採用されることになるでしょう。

M&Aベストパートナーズに転職するには?

最後にM&Aベストパートナーズに転職するための採用フローと求められる人物像を見ていきます。同社への転職活動については高い能力と実績が求められるだけでなく、同業他社や他業界からの転職組も多いことから難易度は高いです。

採用フロー

同社の採用フローについては詳しい情報が公開されていません。同業他社の事例を見ると、書類選考を通過した後に数回の面接が行われ、最終選考として役員面接が用意されているケースが多いです。

M&Aアドバイザーは営業力が求められる職種であるため、面接の際はコミュニケーション能力や営業力を見られることが多いです。また、企業によっては面接とは別にプレゼンテーションや作文といった選考が用意されるケースもあるため、事前に対策が必要です。

入社するのは難しい?

同社のアドバイザーに転職するのは非常に難易度が高いです。アドバイザー職の採用基準を見ると、前職での営業成績が社内の上位5%となっており、トップクラスの営業スキルを求められます。また、アドバイザー職の営業活動では財務や会計の専門知識が必要な事例も多いため、証券会社や金融業などでの経験も必要になります。

同社に採用された方の職歴を見ると。大手営業会社や大手証券会社が多く、前職でM&A仲介業の経験者も多いです。同社の中途採用は1年を通して募集を行なっていますが、働きやすい労働環境や高年収といった魅力的な待遇もあるため、転職先として検討する人が多く、採用されるのは狭き門となるでしょう。

求められる人物像

同社が求める人物像は高い営業成績を有していることはもちろん、顧客目線にたった業務を行えることに重きを置いています。M&A仲介業における顧客とは、経営者になるため、経営者と同等の視野を持ち意思決定を行う必要があります。

また、M&Aは経営者にとって自分の育ててきた大切な会社を手放すことになるかもしれない、重要な経営戦略の一つであるため、それぞれの立場に寄り添いながら悩みを解決し、共に前に進める人物像が求められます。高い報酬のために働く営業マンではなく、将来会社経営に興味のある人材が好ましいと言えます。

M&Aベストパートナーズに転職するには?

M&Aベストパートナーズは製造業、不動産、ヘルスケアに特化したM&Aコンサルタントで業績を伸ばす仲介会社です。国内のM&A仲介会社の中でも破格のインセンティブが特徴で、金融関係はもちろん、投資会社や証券会社からの転職先として注目を集めています。

同社に転職するためには、前職でのM&A関連業務の経験はもちろん、社内でトップクラスに入る営業力が必要です。企業としての業績も上がっていることから、転職の希望者が多いため、採用の難易度は非常に高いですが、アドバイザーの経験者に関しては優遇される事例もあるため、他のM&A仲介会社で経験を積んでから転職する方法がおすすめです。

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