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日本最大級のM&Aサイト「M&A オンライン」の概要・目的・サービスを徹底解説

M&Aオンラインは株式会社ストライクが運営する日本最大級のM&Aサイトで、M&Aに関するニュースはもちろん、サイト上にあるデータベースや報告書を誰でも閲覧することができます。

また、M&Aに関連する豊富な経済ニュースを配信していることから、多くのビジネスパーソンに活用されています。今回の記事ではM&Aオンラインのサービスや特徴を見ながら、運営母体となっている株式会社ストライクの事業内容についても紹介していきます。

目次

M&Aオンラインとは?

M&AオンラインはM&A仲介を中心に様々な事業を展開する株式会社ストライクが2015年に開設したWEBメディアです。2022年現在の利用者数は月間300万PVを超えるとも言われ、M&Aに関心のある経営者に限らず、多くのビジネスパーソンが活用しています。

M&AオンラインのコンセプトはM&Aに関する情報を専門家や一般のユーザーに対して発信することで、M&Aに対する認知度を高め、様々な経営課題の解決に活用する企業が増えて欲しいという想いがあります。

M&Aデータベース

M&Aデータベースは過去のM&A案件を自由に閲覧できるデータベースです。売り手側と買い手側の情報はもちろん、取引金額が使用された具体的なスキームなども知ることができます。業種別に抽出することもでるため、同業他社のM&Aの事例を簡単にチェックできます。

TOBプレミアム

TOBプレミアムは2006年以降に実施されたすべてのTOBの情報を自由に閲覧できます。データはそれぞれの年ごとにランキング形式で掲載されています。また、公開買い付けを行なっているTOBの情報については進行中のTOBとしてタイムリーな情報が掲載されています。

M&Aオンラインの目的

同社がM&Aオンラインを運営することは自社のM&A案件の獲得だけではなく、様々な目的があります。特に日本国内でのM&Aに対する認知度を高めることを第一としていることから、サービスの多くは会員登録を行えば無料で利用できます。ここではM&Aオンラインを運営する同社の狙いについて解説していきます。

M&Aのネガティブ要素の払拭

日本ではM&Aの認知度が低く、件数が増えてきたと言われる近年であっても悪い印象を持つ経営者が多いと言われています。日本のM&Aのイメージは大手企業の敵対的買収や廃業寸前の企業の買収劇といったニュースが報道されることが多く、新規事業を展開するための前向きなイメージはまだまだ浸透しているとは言えません。

同サイトではM&Aに関する様々な情報を無料で公開することで、ネガティブなイメージを払拭し、事業を展開する上での経営戦略の一つとしてM&Aを検討する経営者を増やす目的があります。

開業率の向上

日本国内では開業率の低下が近年囁かれており、新規事業の開業率も少なくなっていると言われています。M&AオンラインでM&Aの認知度を高めることはもちろん、新しい事業に挑戦する経営者を増やすきっかけを作りの意味合いもあるようです。

また、新規事業への挑戦やM&Aに積極的な企業が増えることで、同社の事業活動にとどまらず日本経済の代謝をあげる狙いもあります。

海外に対しての競争力

昨今の日本経済はグローバル化の波が押し寄せてきたことによって、大きく影響を受けている中小企業が多いと言われています。既存のサービスや資本で競合していくことも大切ですが、M&Aによる事業売却や資本提携を積極的に取り入れていくことで、海外企業と互角に戦える力を身につけることができます。

M&Aの認知度が高まることは、海外企業に対する競争力を身につけるという意味でも大きな効果が期待できるといえるでしょう。

ストライクとは?

株式会社ストライクは東証プライムに上場するM&A仲介会社です。同社の設立は1997年と日本のM&A仲介会社の中では歴史が深く、現在では150名を超える従業員を抱えている大企業に成長しています。ストライクの社長である荒井氏は会計士の資格を有していることを見るように、社内には複数の公認会計士が在籍しており、仲介におけるサポートはもちろん、株価や企業価値の算出も自社で行なっています。

また、M&A仲介業の中では早くからWEBマーケティングに力を入れており、M&Aオンライン以外にも、候補先となる企業を募集できるM&A市場SMARTを運営しています。

ストライクの強み

M&Aオンラインを運営する株式会社ストライクは、WEBマーケティング事業はもちろん、M&Aに関する様々な事業を展開し業績を伸ばしています。特に全国にある会計事務所とのネットワークは歴史が長い同社の強みの一つで、地方の中小企業であっても安心してM&Aを相談することができます。本章では同社の事業内容と特徴を見ながら、その強みを詳しく解説していきます。

1700件を超える実績

同社は設立から20年以上が経過するM&A仲介業の中では老舗とも言える企業です。同社の過去の誓約件数は1700件を超えると言われ、全国各地の中小企業のM&Aに携わっています。業界でもトップクラスの誓約件数は、業務委託を依頼する経営者の立場から見ても安心して自分の企業を任せることができます。

地域に合わせたサポート

同社は全国の8箇所に営業所を構えており、地域に合わせたM&Aを提案することができます。中小企業の中には地域に根ざした事業を展開している企業も多く、それぞれの地域を知り尽くした担当者が、経営者のニーズに合わせたM&Aを検討しサポートしていきます。また、全国にある金融機関や士業事務所とのネットワークもあるため、実務面でも大きなメリットがあります。

着手金のかからない料金体系

同社は相談料や着手金を一切とらない料金体系を採用しているため、中小企業の経営者が安心してM&Aを検討することができます。同社の報酬は基本合意報酬と成約報酬の2種類となっており、それぞれ取引額に対して料金が算出されることから、売却額を上回る報酬を支払うといったリスクもありません。

特に成功報酬は取引金額が高額になるにつれて料率が下がるレーマン方式が採用されているため、10億円を超える規模の取引になった場合でも安心です。

専門家

同社は社長の荒井氏が公認会計士の資格を有しているように、多くの公認会計士や税理士が在籍しています。そのためM&Aに必要な財務・会計・税務の知識を持った専門家が企業にとって有益な提案をしてくれます。また国家資格にとどまらず、投資銀行や金融期間で活躍した人材も幅広く在籍していることから、企業の規模や事業内容に合わせたサポートを行えます。

SMART

同社が運営するオンラインM&A市場SMARTでは、全国の売り手・買い手の情報を毎日オンライン上で公開しています。M&Aでは相手先企業の選定に多くの時間がかかると言われていますが、SMARTを活用することでより迅速な候補の選定が実現できます。またSMARTでは、企業側からのオファーを受けられるため、思いもよらない企業や業種とのM&Aがまとまる事例も珍しくありません。

ストライクに転職するには?

M&Aオンラインを運営する株式会社ストライクでは、M&A仲介業だけでなく異業種からの転職を受け入れています。特に金融業界の人材は財務会計の専門知識が豊富であることから採用活動でも有利とされています。本章ではストライクが求めている人物像やスキル、同社に入社した際の待遇を紹介していきます。

年収

同社の年収を見ると基本給は前職の給与や能力によって異なるものの400〜800万円前後に設定されているようです。また、案件成約の成果報酬として上限のないインセンティブが用意されています。

M&A仲介業ではインセンティブが年収の大きな割合を占めることが多く、優秀なアドバイザーは基本給を大きく上回るインセンティブを獲得しています。また国家資格の取得者のコンサルタント職に限っては基本給のベースも700~1000万円と高額に設定されています。

勤務時間・休日・福利厚生

勤務時間は9時〜17時45分が基本です。休日は完全週休二日制を採用しているだけでなく、年末年始休暇やリフレッシュ休暇も用意されています。M&A仲介業は精神的にも肉体的にも負担が多い業界と言われているため、安定した休日が確保されていることは大きなメリットの1つです。また、交通費全額支給や社会保険といった福利厚生は完備されています。

勤務地

同社は全国8箇所に営業拠点を構えているため、全国転勤があります。本社のある東京はもちろん、札幌、仙台、名古屋、大阪。高松、広島、福岡に勤務する可能性があります。地方勤務を希望する方に関しては要望にも応じてもらえるようです。

採用する人物像

同社の採用活動では、M&A業界の経験者だけではなく、未経験者の採用も積極的に行なっています。必要な資格は大卒資格のみとされていますが、新規法人営業や金融業界での提案営業の経験、財務・会計の基礎知識があると好ましいです。

M&A仲介業では案件獲得のための営業活動はもちろん、経営者との信頼関係を獲得するための人柄も大切であるため、営業に関する実績だけでなく、対人関係での高いコミュニケーション能力も求められます。また、責任を持って自発的に業務に取り組める主体性も必要不可欠です。

選考の流れ

同社の採用活動では書類選考と複数の面接が実施されます。面接の回数は原則2回となっていますが、応募者によっては複数回に及ぶこともあるようです。M&A仲介業では対人能力や営業力を求められることから、面接試験に重きを置いている企業が多いです。これまでの経験やM&A業界に対する想いはもちろん、人柄も大きな選考基準の一つになりそうです。

M&A業界への転職を考えている方はM&Aオンラインとストライクを要チェック!

M&AオンラインはM&Aに関する様々なニュースやデータベースを無料で公開しているWEBサイトです。M&A業界に転職を考えている方にとっては非常に有益な情報が多いため、転職活動をする際は頻繁にチェックする習慣をつけましょう。また、運営会社のストライクはM&A業界の中でも歴史の長い老舗企業であるため、転職先としても検討するのもおすすめです。

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